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M. D. Anderson Cancer Center病理のCésar A Moran 教授と共同で2009年、2011年東京国際病理診断講習会を開催しました。2回の講習会が好評で、講習会開催の希望が多いことより、2013年(平成25年)7月13日(土)、14日(日)にMoran教授と共同で2013年東京国際病理診断講習会を開催します。今回の講習会は国際的に活躍しています16名の講師を招請し行い国外講師は8名です。
7月13日(土)午前にはGünter Klӧppel先生が内分泌腫瘍の改訂分類、膵腫瘍について基調講演を行い、次いで原発性胆汁性肝硬変・Biliary Intraepithelial Neoplasia(中沼安二先生)、細胆管細胞癌(近藤福雄先生)の講演が行われます。午後には高橋啓先生が改訂される血管炎分類、川崎病の講演を行い、実践的な血管炎の診断方法については私が講演します。次いでGregory N Fuller先生(脳腫瘍)、Neda Kalhor先生(細胞診)、Moran先生(胸部腫瘍)についての講演が行われます。7月14日(日)午前は免疫組織化学・分子病理学のセクションで、免疫組織化学の国際的なリーダである長村義之先生、Allen M Gown先生からの講演があり、次いで分子病理学の最先端の知見についての講演がIe-Ming Shih先生、河内茂人先生により行われます。午後は婦人科病理のセクションで、Elvio G Silva先生が子宮頸部腺癌(新たな浸潤パターの提唱)の講演、George L Mutter先生が子宮内膜上皮内新生物(EIN)の講演を行います。EINはMutter先生が提唱した概念で国際的に大変注目されています。森谷卓也先生からはEIN以外の子宮腫瘍、福永真治先生からはTrophoblastic Tumorの講演が行われます。
本講習会は国際的な病理医の講演をとうして日常の病理診断業務に役立ち、また種々な疾患についての最新の知見が得られる教育・診療・研究支援を目的とした会です。講演は英語で行われますが、参加しやすい会費に設定し、若い方々に英語での講演に親しむ会にしたいとも考えておりますので、奮ってのご参加をお願い申し上げます。
          
                                                           主催者(日本側代表) 松本俊治


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